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日々ダイナミックに進化を続ける通信ネットワーク。それを支える世界中の通信事業者に対して、ネットワークを構築するために必要な機器や、ネットワーク制御のための基盤システム、運用サービスなどを提供しているのがこのビジネスユニットです。NEC創業の事業であり、長年に渡って培った豊富な実績と高度な技術力が当社の強みです。
たとえば、次世代ネットワークであるNGN(Next Generation Network)領域の製品において、NECは約65%のシェアを獲得。また、ワイヤレスブロードバンドアクセス領域においても、NTTドコモ社に向けて第4世代移動通信システムであるLTE(Long-Term Evolution)無線基地局装置の出荷を開始したほか、KDDI社からも同装置の開発・製造ベンダとして選定されています。さらに、当社がUQコミュニケーションズ社や台湾の大同電信社に納入したWiMAXシステムや、フランスのSFR社向けフェムトセルも商用サービスが開始されています。
このほか、市場で高い評価を得ている超小型マイクロ波通信システム「パソリンク」は3年連続で世界トップシェアを獲得(※1)し、すでに141カ国に納入されています。加えて、海洋システムについてもNECは実力を誇っており、端局から海底中継器・海底ケーブルまで一貫した供給体制で、世界3強のポジションを占めています。
※1/出典:Sky Light Research(2009年1月から12月までの累計)
昨今の世界の通信業界を展望すると、スマートフォンの急速な普及や映像・音声コンテンツの増加によるモバイルネットワークの高度化・高速化、新興国での携帯電話の需要拡大などによるトラフィックの急増、さらに世界のフラット化、企業のグローバル化によるIT/ネットワーク融合の進展など、市場は激しく変化しています。そんななか、NECはさらなる成長へ向けて、グローバル市場で魅力度が高く、当社の強みを発揮できる4つの領域に集中して事業を展開していきます。
まずは「ワイヤレスブロードバンドアクセス」。通信事業者が新しいサービスを生み出すための基盤となるLTE、WiMAX、フェムトセル事業などにおいて、先行する国内市場での優位なポジションを活かし、海外事業の拡大を目指していきます。続いて「モバイルバックホール」。新興国でのモバイル需要急増を支える最重要インフラであり、次世代パソリンクの開発によって高度なソリューションを海外のキャリアに提供していきます。第三が、国際間の大容量データトラフィックを支える「海洋システム」。こちらも40Gデジタルコヒーレント技術を適用するなど、先進の光伝送技術と海底ケーブル技術によって、競争力あるシステムを実現していきます。
そして第四の重点領域が、通信事業者の売上増や運用コスト低減に貢献するソリューションを提供する「サービス&マネジメント」。ここでは、2008年に買収したネットクラッカー社との連携を一段と強化。同社が手がける通信事業者向け運用支援システム(OSS)の市場は、中期的に成長が見込まれている有望市場であり、すでに日本、マレーシア、ロシア、ニュージーランドやドイツといった国内外の大手通信事業者に提供しており、今後は海外でのモバイルバックホールやキャリアクラウド向けの受注獲得を推進しております。こうした戦略の推進により、グローバル市場でいっそうの飛躍を図っていきます。