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新携帯端末のUI開発

パーソナルソリューション事業開発本部

新携帯端末のUIを通してNECのメッセージをユーザーに伝えていきたい。 鰐部絵理子 パーソナルソリューション事業開発本部 エキスパート 2010年入社

英国の大学院で人間工学を専攻。前職ではUXの観点からの商品企画も経験。

私の専門は人間工学です。この領域については、社会人になった後にイギリスの大学院に進んで探究しました。もともと大学の学部時代に専攻していたのは心理学。当時、アメリカに留学した経験があり、海外では一度社会に出てから大学院に戻って学ぶのが一般的だと聞いて、私もそうしたキャリアを歩みたいと考えていたのです。
卒業後は、国内の都市銀行などにしばらく勤務した後、望んでいた通り海外の大学院に留学。そこで研究テーマとして選んだのが人間工学でした。人間工学というのはエンジニアリングの領域ですが、人間の認知活動などについて理解する必要があり、心理学と近い学問。そこに興味を覚えて取り組みました。
大学院を修めた後、あらためて就職したのは外資系の大手通信機器メーカー。日本での研究開発拠点に在籍し、人間工学についての知見を活かして携帯電話のUI(ユーザーインターフェイス)の設計に携わりました。近年は、UIという言葉に代わって、使いやすさにくわえて楽しさ、面白さといった経験をユーザーの方々に提供するUX(ユーザーエクスペリエンス)という思想が重視されるようになり、最後のほうはUXの観点から商品企画に参画。新しいデバイスとサービスモデルの開発も手がけ、特許をアメリカで申請しました。業務を進める上では絶えずユーザーと接し、お客さまの希望や不満などを翻訳して製品開発につなげていくという経験を積んだことは、私の大きな強みになっているように思います。

新端末にかける熱意に惹かれてNECへ。理想のUI実現へ向けて各部門と協業。

10年ほどそちらの外資系メーカーに勤務しましたが、その企業が日本での研究開発部門が閉鎖されることになったため、私も転職することとなりました。これまでのキャリアが活かせるポジションを探していたところ、NECが新携帯端末の開発に携わる人材を募集していることを知り、興味を覚えたのです。新製品を開発する際にUIというのは重要な要素のひとつであり、ここなら私が培ってきた力が発揮できるのではないかと。そして、実際に面接でお会いした方々もとても印象的で製品に対して非常に熱意を持っていらっしゃる方々で、ぜひこの組織で仕事をしたいと強く感じ、お世話になろうと決めたのです。
入社後は、新端末“ライフタッチ”の開発チームに所属。これは携帯電話でもPCでもない、まったく新しいコンセプトの携帯端末で、そのUIまわりについては私が担当することになりました。私としては、UIというのは単なるアプリケーションで果たせるものではなく、製品を通じてその企業のポリシーやスタイルといったものを表現するものだと考えていますので、さまざまな部門の方々の協力を得ながら、理想のUIを実現するための環境づくりにいま力を注いでいるところです。

将来は、パーソナル製品はもちろん、企業向けシステムなどのUIにも挑みたい。

キャリア採用の人材に期待されているのは、外部からNECに新しい刺激をもたらすことだと思います。前職での経験を「以前の会社ではこうだった」とそのまま語ることには抵抗もありますが、新しい環境で新しい製品を創ろうしているNECには私のナレッジが必要なのだと認識し、できるだけNEC向けに翻訳して社内に展開するよう、私なりに努めています。
一方で、業務で関わるエンジニアの方々は、みなさんご自身の専門分野を究められていて、熱くて真面目な人ばかり。技術面などでわからないことがあると、惜しみなく説明してくださる。中途入社、しかも女性であるということで、職場に馴染みにくいのではないかという不安もありましたが、優しい方ばかりでその点は安心しました。
当面は、この新製品のUIを形にすることが大きな目標です。こうした新製品のUI構築にゼロから携われる機会というのは滅多にないことですし、ぜひNECが訴えたいメッセージが強く伝わるようなUIにしたいですね。そして、将来的にはUI、そしてUXの視点から、製品企画も手がけてみたい。パーソナル製品だけではなく、たとえば企業向けのシステムなどにおいても、最近はUXの重要性が認められてきています。さまざまなテーマに挑み、これからNECで自分の幅をさらに大きく広げていくことができればと思っています。

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